カテゴリ:マインドフルネス療法



子どもが言う事を聞いてくれずについ声を荒げてしまい、そんな自分も嫌になる。子どもとの人間関係で悩まれている方へ、「自分の考えや感情をありのままに受け止めるマインドフルネス療法」をご紹介します。
例えば、子どもがゲームばかりやって全く勉強しようとしない。いくら言い聞かせても徒労に終わる。ついイライラして声を荒げてしまう。そして、そんな自分も嫌になってしまう。夫に言ってもあまり相手にしてもらえない。学校に相談しても家でのことにまで口をはさめないと、突き放される。私ばかりが子供の事を想ってシャカリキになって疲れ果ててしまう。などの経験をされている方も多いのではないでしょうか。「あなたのことを思って言っているのにちっともわかってくれない、私だってこんなこと言いたくないのに」と自己憐憫にかられてはいませんか?人間だからいろいろな感情が生じます。特に身内には。ここでは自分の考えや感情を否定するのではなく、ありのままの自分を受け容れるマインドフルネス療法をご紹介します。受け容れることで、お子さんとの関係もだいぶ楽になるのではないでしょうか。よろしかったらぜひご一読ください。あなたの心が少しでも癒されますように。

人間関係において怒りや恐れの感情に囚われることが多くて苦しいという方へ。「五感に集中するマインドフルネス療法」をご紹介します。
人間関係における怒りや恐れが生じて苦しい時、それを取り払おうと思えば思うほど益々囚われていきます。特に幼少期に虐待やいじめなどに合って心に傷を負ったアダルトチルドレンや複雑性PTSDなどの方はその感情の衝動がとても強く、苦しまれていると思います。また、自閉スペクトラム症(発達障害)の方なども、その特性により周囲の理解のなさからスケープゴート(集団でのいじめ)の対象にされ、同様の苦しみを感じているのではないでしょうか。そのような方にはマインドフルネス療法がおすすめです。マインドフルネスは、苦しい感情や思考を手放して、今、この場所この瞬間に意識を向ける療法です。今回は今、この場においての五感に意識を集中するマインドフルネス療法をご紹介します。普段私たちは五感を駆使して生活しているのですが、それらを意識することはほとんどありません。あらためて意識することにより、よけいな思考からの解放を試みます。目の前がスッキリして、周囲の空間が鮮やかに感じるかもしれません。ぜひ一度、カウンセリングの場にて体験していただけたらと思います。あなたの心が癒されますように。

いつも他人の事が気になって、目の前の事に集中できない方へ向けたカウンセリング療法。「自分の身体の感覚を意識するマインドフルネス」で今この瞬間に集中する練習をしてみよう。
何か物事に取り組んでいても、周囲にいる人やその場にいない人など誰かのことを考えていて集中できない事はありませんか?これではいけない、集中しなくてはと余計な考えを取り払おうとすればするほど気になってしまうのでは。そのように人間の頭の中は出来ているのです。しかし、幼少期に長期に渡って心理的な虐待やいじめなどを体験して心に深い傷を負ったアダルトチルドレンや複雑性PTSD(トラウマ)の方や、自閉症スペクトラム症(発達障害)の方などは、気になる度合いがとても強く、仕事や日常生活で支障をきたすようになり、周囲に責められたり、自分を責めたりしてメンタルを病んでしまう事にもなりかねません。マインドフルネス療法は、今この瞬間に意識を向ける心理療法で、そのような生きづらさを緩和するのにとても役立つ心理療法です。その中の一つ、「光の帯」と言われている自分の身体感覚に意識を向けるマインドフルネス療法をご紹介します。過去のブログでもご紹介したことがありますが、あらためてご紹介したいと思います。心を落ち着ける効果もありますので、よろしかったぜひご一読ください。あなたの心が癒されますように。

上司や権威的・威圧的な人などに対しての人間関係で悩まれている方へ向けたカウンセリング療法として「基礎的な4つのマインドフルネス療法」をご紹介します。
対人関係においてマインドフルネスが有効であることは今までにも述べてきましたが、今回はマインドフルネス・スキルの基礎的な方法を4つご紹介します。幼少期や子供の頃に、親が威圧的だったりいじめに合ったり緊張した環境の中で生育すると、同様のタイプの人の前では大人になっても緊張してしまう人がいらっしゃいます。アダルトチルドレンや複雑性PTSD(トラウマ)のように深い心の傷を負った方にとっては、とても大きなストレスとなり背中や首の痛みやチック症状など身体に影響が現れることも珍しくはありません。中には緊張感を克服しようとしたり、癒したりするためにアルコールなどに依存するケースもあります。マインドフルネス・スキルは自分も相手もありのままを受容するスキルです。それが身についてくると相手に対する恐れも減少し、緊張も和らいできます。その基本的なスキルをご紹介しますので、緊張しやすいタイプの方はぜひご一読いただけたらと思います。あなたの心が癒されますように。

職場などでの人間関係で悩んでいる方達にとって有効なカウンセリング療法に「マインドフルネス療法」があります。では、なぜマインドフルネスが効くのでしょう?
職場などで上司や、同僚のことが気になって業務に集中できずに疲弊してしまうようなことはありませんか?特に、権威的な人や高圧的な人、押しの強い人や攻撃的なタイプの人が気になるのではないでしょうか。気になってしかたない人の心の奥底にはアダルトチルドレンや複雑性PTSD(トラウマ)のように、幼少期や子供の時期に虐待やいじめなどで心に深い傷を負っている場合が多く見られます。虐待をされた覚えはないと思っていても、親が高圧的であったり、好きなことを否定されたり、ダメな奴だなどと言われたりしたことが幼い子供にとっては深い心の傷となってその後の人生に影響を及ぼしてしまいます。また、自閉症スペクトラム(発達障害)をお持ちの方の中にも、周囲との連携が苦手なタイプの方がいて、人間関係で疲弊してしまうようなことがあります。マインドフルネスは、物事をシンプルにありのままに捉え、人間関係の悩みの根源となる余計な思考を手放すためのものでもあります。そのためのマインドフルネス・スキルのことを詳しくお知りになりたい方はぜひご一読いただけたらと思います。あなたの心が癒されますように。

物事に集中できずに疲れを感じているあなたへ。 「今」に耳を傾けてみましょう。
いつも、次から次へいろいろな考えが頭をよぎって物事がうまく進められないというような方はいらっしゃいませんか。それはあなたの脳の回路の特性かもしれません。特に、幼少期に両親や学校など生活の場において虐待やいじめなどの緊張を強いられる環境で生育してきた人に多く見受けられます。他にも自閉症スペクトラム(発達障害)の方の特性の一つでもあります。虐待やいじめなどの複雑性PTSDと、発達障害との関係性等も近年言われ始めています。それを特性と捉えてそのまま過ごすのがよいのか、少しでも今この場に集中できるようにチャレンジするのがよいのかは個人の判断にゆだねるところです。ただ、もし今よりももう少し頭をすっきりして生きていきたいという方がいらっしゃいましたら、試してみてください。この記事が、あなたが生きやすくなるためのヒントに少しでもなれましたら幸いです。