カテゴリ:愛着障害とカウンセリング



愛着障害で苦しんでいる方へ
 愛着障害は、精神科医のボウルビィが提唱したアタッチメント形成に問題が生じたことによる障害を指します。ここで言うアタッチメント(愛着)とは乳児の頃に養育者(親)との間に結ばれた情緒的な絆の事を指します。乳児の時期に限らず、幼少期から子供時代の養育者との愛着の形成は大切で、そこに問題が生じるとそれは生涯にわたって影響を及ぼすことになります。特に情緒面の安定や人間関係の安定した構築に問題が生じ、自分自身を苦しめることになります。社会生活を送ることがままならなくなるほどであれば、障害と呼べるかもしれませんが、多かれ少なかれ人間関係問題の根底にはこの愛着の問題が隠れていることが多く見受けられます。ここでは、愛着の問題とその回復に向けたカウンセリングのご紹介をいたします。人間関係で悩まれている方がいらっしゃいましたら、ぜひご一読いただきたく思います。あなたの心が少しでも癒されますように。