幼少期に、両親から威圧的な態度を取られたり、自分を否定されて育ったりすると自分でも気づかないまま深いところに心の傷を負ってしまうことがあります。アダルトチルドレンや複雑性PTSD(トラウマ)を抱えた方に多く見られます。また、ASD(自閉スペクトラム症:発達障害の一種)のように、その特性を周囲から理解されないことで、いじめやスケープゴート(集団のストレスのはけ口)の対象にされて、心に深い傷を受ける方もいらっしゃいます。そのような場合、やはり自分でも気づかないうちに心の奥に怒りや悲しみが潜むことがあり、ことあるたびにその感情が頭をもたげて衝動となり声を荒げたり、手が出てしまったり、あるいは相手に媚びを売ったりする行動に出てしまうことがあります。どれも自分を守るための行動です。しかし、その生き方を続けている限りは健全な人間関係は築けません。相手を支配しようとするか依存するかの関係になってしまいます。ここではカウンセリングによる対処法の一つをご紹介します。よろしかったらぜひご一読ください。あなたの心が癒されますように。