依存症(アディクション)におけるカウンセリング

 アルコールや薬物、もしくはギャンブルや異性に依存することにより心の安定を求め、依存対象や行為、物質がないと社会生活を営むことが出来なくなり、生活を送ること自体が困難になっていきます。依存をやめたくても意志の力ではやめられなくなる疾病です。

 これらの大元には、アダルトチルドレン複雑性PTSD発達障害などが存在し、人間関係におけるストレスや不安を緩和するために依存対象に頼りやがて精神的・肉体的に依存対象なしでは生きることが出来なくなるようになってしまうことが考えられます。この現象を2次障害と呼びます。

 カウンセリングでは、認知行動療法弁証法的行動療法で思考や行動パターンを客観的に捉えつつ、会話を通して、なぜ依存対象が必要な生き方になったのか、本当の自分はどうしたいのかなどを探っていき、依存対象を必要としない新たなる生き方の道を目指していきます。

 また、自助グループ活動も効果があり情報提供もしてまいります。アルコールや薬物依存など、状態が深刻で医療的ケアを優先した方が良い場合などはその旨お伝えさせていただくこともあります。ご相談・ご質問などございましたらお気軽にお問い合わせください。

 

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※依存症とカウンセリング