マインドフルネス療法

 マインドフルネス療法は、わかりやすく言うと呼吸法や瞑想などを通して、自分の心や身体の状態に気づいていくことです。また、今この場における現象や状態に意識を集中することで、思考や感情の渦からの解放も目指します。

 生育歴において親からの威圧的態度・暴言や暴力、または長期にわたるいじめなど緊張を強いられる環境で育つと、過覚醒つまり考えが次から次に浮かんで何もしてなくても疲弊してしまうこともあります。また、発達障害などでもこのような現象が生じる場合もあります。思考の内容によっては、激しい怒りや不安などの感情がおそってきて我慢できずに衝動的な行動に出てしまう場合があります。

 マインドフルネス療法では、呼吸や身体の状態に意識を集中したり、音や目に見える物や空間に意識を集中したり、心の状態に集中するなど、今ここにおかれている自分に集中することで感情や思考を和らげていくことを身につけていきます。

 マインドフルネス療法は弁証法的行動療法などおいても中核をなす療法です。また、ストレスを和らげるなどストレスコーピング(ストレス対処法)の効果もあります。ご相談・ご質問などございましたらお気軽にお問い合わせください。

 

●併せて関連するブログ欄もご覧ください。

※人に対する恐れや怒りの感情が取れない方へー思いやりを用いたマインドフルネス。

※「自分の考えや感情をありのままに受け止めるマインドフルネス療法」をご紹介します。

※「五感に集中するマインドフルネス療法」をご紹介します。

※「自分の身体の感覚を意識するマインドフルネス」で今この瞬間に集中する練習をしてみよう。

※「基礎的な4つのマインドフルネス療法」をご紹介します。

※なぜマインドフルネスが効くのでしょう?

※マインドフルネスな呼吸を意識してみましょう。

※「今」に耳を傾けてみましょう。

※既に起きた事や先への不安を抱えているあなたへ。 今、この瞬間を生きましょう。

※身体の内側と外側の感覚に集中してみよう。

※思考や感情を和らげるマインドフルネス。

※緊張したり、動揺したりした時は・・・呼吸に集中するマインドフルネス。

※自分の中の大いなる力を感じてみよう。

※マインドフルネス:緊張を解き放してリラックスする。

※ マインドフルネス:自分にとって安心する場所をイメージする。