怒りがいつまでもとれずに、爆発しそうな時に・・感情を表現してみよう

感情を絵にしてみる。上手下手は関係ありません。

感情を表出する

 人から馬鹿にされた、自分の考えを否定された、など怒りの感情がいつまでも取れずに苦しいことがありませんか。

 そのような時に、自分の感情を絵に現してみましょう。誰に見せるものでもないので、うまい下手は関係ありません。感じたままに描けばよいのです。ついでに感情を音や言葉にも表してみるましょう。そして声に出して読んでみましょう。その感情に名前をつけてみてもいいかもしれません。

 そして、自分の感情が客観視できると、自分の感情で自分を傷つけていることが見えてきます。時には、独り相撲をとってるように見えて馬鹿からしく感じたり、そんなに怒るほどのことでもないかと感じたりして、思わず笑ってしまうこともあるかもしれません。

 これは、怒りの感情だけでなく、不安や悲しみの感情にも使えます。マイナスの感情だけではなく、時には喜びなどプラスの感情を表現してもいいかもしれません。

 感情を無かったことにしないで、誰も傷つけない方法で感情を表出してみましょう。そして自分のことが客観視できるようになると、生きることが楽に感じられるようになるでしょう。カウンセリングでは、感情を表出するための心理療法もございます。ご関心をいだかれましたら、お気軽にお問合わせください。