書き出すことで、不安の正体が見えてきます。
何かの出来事をきっかけにして、これから先に起きることを想像してしまい不安が頭から離れなくなってしまうことがありませんか?そのような時には面倒くさくても紙に書き出してみるとよいでしょう。
まず、何が起きたのか?その時に考えたことは?そして気分はどうだったか?すると、違う視点で物事が見えてくることがあります。それも書きだしてみましょう。すると起きていないことを考えていても無駄なことがわかってくることがあります。。
それでも、不安な考えが取れない場合もあるかもしれません。でも、紙に書き出さずに頭の中でグルグル同じことを考えて悩んでいる時と比べるとずっと良いのではないでしょうか。それに、紙に書き出していると自分の考えの傾向もだんだんとわかってきます。
面倒くさくても、書いているうちに習慣になってくると面倒くささも減っていきます。不安傾向の強い方に効果が認められているカウンセリング療法の一つに認知行動療法(CBT)というものがあります。書き出すという事は認知行動療法のベースともなっている行為です。ご関心を持たれましたら、ぜひお気軽にお問合わせください。