ゲシュタルト療法は20世紀半ばにフリッツ・バールズによって開発された心理療法です。過去に問題の解決の糸口を探すのではなく、「今ここ」に存在する自分の思考や感情、身体感覚などに焦点を当てて自己を認識することで自己の統合を目指します。
なぜ、自己統合が必要なのでしょうか?人が抱える生きづらさの大きな要因として、現実の自分と求めている自分にずれが生じることによる内面での激しい葛藤が挙げられます。そのような方は、本当の自分の気持ちに気づくことが難しいのです。また、常に周囲に気を配っているので、自分自身の感情に焦点を当てることが苦手です。例えば嫌な思いをしてもその場では気づかずに、後になって怒りがこみあげてきたりとか。
ゲシュタルト療法では、椅子を使ったワークなどで、自分自身と対話したり、葛藤の対象となっている人とイメージの中で対話したりすることで自分の感情や思い、身体に影響を及ぼしている感覚などを自覚することで、バラバラになっていた自己を段々と統合していく事を目指します。
また、カウンセラーとの対話を通して自己に気づくことも可能ですし、マインドフルネス療法などで「今ここ」の自分を感じ、客観視していく事もとても効果が見込まれます。
「今ここ」の自分に気づき、統合していく事で自己のアイデンティティの確立にもつながり、ひいては自己肯定感の向上にもつながっていきます。また、自分が本当はどうしたいのか、その気持ちに気づくことで過去を捨てて新しい生き方を選ぶ「再決断療法」にもつなげていく事が可能です。
ウェッピーカウンセリングルーム日野・東京では、ここに挙げた心理療法以外にもクライエントの方と良く話し合った上で、その方により適した心理療法を適宜組み合わせてご提供しています。心理療法やカウンセリングにご関心を抱かれた方がいらっしゃいましたら、ぜひお気軽にお問い合わせいただけました幸いです。
あなたの心が少しでも癒されますように。