カウンセリングの進行にあたって、カウンセリングに対して前向きに感じる時期と、抵抗感を感じる時期の双方が存在します。新たな気づきがあったり、良い方向への変化を感じている時が前者であり、これを陽性反応と言います。変化が停滞しているように感じたり、イメージしていたのと違うように感じてカウンセリングに対して不信感を感じる状態が後者であり、これを陰性反応と呼びます。この二つの感情の間をクライエントは揺れ動くことがあります。これらの反応には投影と転移という感情が影響していることが多く見られます。他にも「心の揺れ」を感じる状況はあり、これはごく自然な事でもあります。ただし、この揺れの中で、せっかく努力して変化に向かっているのに、あきらめてカウンセリングを中断してしまうケースも存在します。ある意味それはとてももったいないことでもあります。ここでは、クライエントの心の揺れの解説と共に投影・転移の説明、そしてより良いカウンセリングの構築のために求められることなどを述べていきたいと思います。よろしかったらぜひご一読ください。あなたの心が癒されますように。