カテゴリ:依存症とカウンセリング



恋愛依存症とは?異性への囚われからの解放を目指したカウンセリング
恋愛依存症という言葉を耳にしたことはありますでしょうか?一度好きになったら、いつもその人の事ばかり考えている。職場の人や友人との約束が入っていても、その人と会う事を優先してしまう。ことあるたびに贈り物をしたり、お金を使ったりして相手の心を満たそうとする。自分は愛されているか、嫌われていないか、いつも不安で相手の気持ちを確かめずにいられない。LINEの返事などがすぐに返ってこないと不安で頭がいっぱいになる。そうかと思えば、恋人以外の異性の事も気になってしまう。一度男女の関係になると気持ちが冷めてしまう。それでも、いざ別れ話が出ると引き留めようとする。等々、安定した恋愛関係を継続できずに苦しみ傷つき、それでも同様のパターンを繰り返してしまう。恋愛依存症という正式な診断名はありませんが、このように異性のことで生活に支障をきたすようであれば、依存症と呼べる領域に入っていると考えてもよいかもしれません。ここでは、恋愛依存症と、そこからの解放を目指すためのカウンセリングに関してご説明しようと思います。ごご関心を持たれましたらぜひご一読ください。あなたの心が少しでも癒されますように。

性依存症とは?カウンセリングで性への囚われからの解放を目指す
 人間による悩みの多くに、性(セックス)に対する悩みが存在します。セックスに対する悩みはなかなか人に打ち明けづらい悩みでもあるので、一人で抱え込んで悶々としている方も多いのではないでしょうか。性依存はセックスだけではなく、自慰行為(マスターベーション)も含まれます。性欲自体は元来生まれ持った本能であるので、セックスを求める気持ち自体は自然なことです。しかしそれが、不特定多数との行き過ぎた性行為に走るとか、自慰行為への衝動が頻回で生活に支障をきたすとかなると話は別になります。本人自身もそのことに気づいてどうにかして行為を控えようと思ってもままならずに、自責の念が募り自己肯定感にも影響を及ぼしていく事もあり得ます。ここでは、性(セックス)に囚われる方の心の仕組みやその裏に隠れている物、そしてカウンセリングによる対処法などをご紹介します。性の問題で悩まれている方、ご関心を抱かれた方がいらっしゃいましたらぜひご一読いただけたらと思います。あなたの心が癒されますように。

依存症からの回復に向かって
依存症(アディクト)とはどのような症状を指すのでしょうか?一言で言うと、依存対象や行為無しには生きていけない状態を指します。その依存対象を手放さない限り、仕事や生活が破綻するような状態になっても、手放せない状態にまで症状は進行してしまいます。依存というよりは、もはやその対象に支配されているような状態です。依存対象には、アルコール、薬物、ギャンブル、過食嘔吐、自傷行為、性行為などが見られ、なかには万引きなどのクレプトマニア(窃盗症)の症状の方もいらっしゃいます。たとえ、依存行為が止んだとしても依存症問題の根底には本人も気づかない心の空洞や悲しみ、怒りなどが存在している場合が多く、その苦しみに耐えられずに、また依存対象に手を出してしまう(スリップする)可能性が大きいのも事実です。カウンセリングでは依存行為自体への取り組みも含めて、依存対象によって埋め続けざるを得なかった心の問題に取り組んでいくことを重視します。現在、依存症で苦しまれている方、まだ自分はそんなにひどくないと思われている方やご家族の方など、ぜひご一読いただければと思います。あなたの心が少しでも癒されることを願って。

アルコール依存症で苦しんでいる方へ。その奥底にはアダルトチルドレンやトラウマが潜んでいるかもしれません。
皆様はアルコール依存症に対して、どのようなイメージをお持ちでしょうか。精神が弱いから酒なんかに依存するのだ。本気でやめようとすればやめられるはずだ。そのようなイメージを持たれてはいませんか?アルコール依存症は精神と肉体、両方の病気です。飲酒への欲求の強さは、食欲や睡眠欲、排泄欲のように人間が生きるために必要な本能と同レベルの強さがあり、とても意志の力で我慢できるものではありません。症状が相当深刻な場合はまず、入院治療などでアルコールをいったん切る必要があります。しかし、一時期アルコールを切ったとしてもやがて再飲酒(スリップ)してしまう確率のとても高い病気です。理由として、アルコールに依存する前から深く根付いていた生きづらさ(アダルトチルドレンやトラウマなど)の存在が挙げられます。その生きづらさを抱えている限り、不安や恐れは常に付きまとい、やがては再飲酒という道をたどることになります。カウンセリングでその心の傷を丁寧に癒してあげることが酒のない幸福な人生を歩んでいくことにつながります。よろしかったら、ぜひご一読いただけましたら幸いです。あなたの心が癒されますように。

アルコール依存症のパートナーとの人間関係で苦しんでいる方へ
パートナーがアルコール依存症で、いくらお酒をやめるように、控えるように言ってもまた飲んでしまう。そして喧嘩が絶えない。このままでは二人ともダメになってしまうとわかっていても離れることが出来ない。生きることが辛い。そのような苦しみを抱えている方はいらっしゃらないでしょうか。あなたの根底にはアダルトチルドレンが潜んでいる可能性が大きいです。アルコール依存症者にとってアルコールはいくら頭では飲んではダメだとわかっていても本能的に飲まずにはいられなくなる病気です。睡眠や食事など生きていく上で必要な欲求と同レベルでの欲求なのでアルコールに対して意思の力は効きません。その治療にはカウンセリングも含めて専門的なプログラムが必要です。それと同様にアダルトチルドレンの方にとって、アルコール依存症のパートナーとの関係を克服していくのにはカウンセリングでご自身の問題の本質を探究し、併せて考え方を変えていく必要があります。なぜそれが必要なのか?ご関心を抱かれた方は是非ご一読ください。あなたの心が少しでも癒されますように。