カテゴリ:感情の問題とカウンセリング



怒りや、不安の衝動に襲われた時。カウンセリングで生き方の習慣を手放す。
幼少期に、両親から威圧的な態度を取られたり、自分を否定されて育ったりすると自分でも気づかないまま深いところに心の傷を負ってしまうことがあります。アダルトチルドレンや複雑性PTSD(トラウマ)を抱えた方に多く見られます。また、ASD(自閉スペクトラム症:発達障害の一種)のように、その特性を周囲から理解されないことで、いじめやスケープゴート(集団のストレスのはけ口)の対象にされて、心に深い傷を受ける方もいらっしゃいます。そのような場合、やはり自分でも気づかないうちに心の奥に怒りや悲しみが潜むことがあり、ことあるたびにその感情が頭をもたげて衝動となり声を荒げたり、手が出てしまったり、あるいは相手に媚びを売ったりする行動に出てしまうことがあります。どれも自分を守るための行動です。しかし、その生き方を続けている限りは健全な人間関係は築けません。相手を支配しようとするか依存するかの関係になってしまいます。ここではカウンセリングによる対処法の一つをご紹介します。よろしかったらぜひご一読ください。あなたの心が癒されますように。

人間関係において見捨てられることへの不安で悩まれている方へのカウンセリング療法。その不安と向き合い言葉で表現してみましょう。
幼少期に虐待や心理的威圧、両親間の不和などで緊張した家庭に育ったアダルトチルドレンの方。長期に渡るいじめや虐待などで複雑性PTSD(トラウマ)を抱えた方。そのように深い心の傷を抱えた方々は、メールに返信が返ってこない、返ってきたけど素っ気なく感じる、その様な些細なことで相手に見捨てられるのではないか、自分から去っていくのではないか、また一人ぼっちになるのではないか、など心に深い傷を抱えていない人には想像できないような不安や苦しみが生じる事が多く見られます。そのような苦しい感情から注意をそらす心理的ケアもありますが、ここではあえてその感情と向き合う心理療法をご紹介します。正体のわからない不安はなかなか取り払うことが出来ずにいつまでも取りつき心を蝕んでいきます。その苦しみからアルコール依存症になったり、自傷行為に走ったりする方もいます。カウンセラーと一緒に苦しい感情と向き合いその正体がわかってくると不安と距離が出来て苦しみの衝動が少しずつでも軽くなっていきます。関心を持たれた方はぜひご一読いただけましたら幸いです。あなたの心が癒されますように。